イチロー選手の子供の頃

イチロー選手は、メジャーリーグの年間最多安打記録を持つほどですから、動体視力もかなり良いと思われます。しかし、イチロー選手の視力は、両目とも0.4前後だということをご存じでしょうか？

大記録を打ち立てることが出来たのは、動体視力の良さだけが要因ではありませんが、あの小さなボールを誰よりも多くヒットにするのですから、0.4という視力を補うズバ抜けた動体視力の恩恵があるのは間違いなさそうです。ちなみに、イチロー選手はコンタクトレンズを使用せず、裸眼でプレイしているそうです。

イチロー選手の例を見ても、静止しているモノを見る視力と動体視力は切り離して考えて良いモノだと判断できます。従いまして、裸眼の視力をアップさせる方法と、動体視力をアップさせるための方法は別物だと考えて下さい。

イチロー選手は、プロ野球選手になる前、バッティングセンターで140km以上のスピードボールを打つ練習をしたり、走っている車のナンバープレートの数字を瞬時に足し算する訓練などをしていたそうです。それだけで、動体視力が良くなるとは言い切れないかとは思われますが、一流のアスリートたちは、そのようにして地道に努力しているものです。

そのトレーニング方法は色々とありますが、トレーニングセンターなどに通わず、自宅で動体視力をアップさせている人たちが大勢いますので、忙しいなどの理由で時間が取れない場合は、そのような方法を取り入れるのもひとつの方法です。